フィルム製品 軟質PVCフィルム

アルトロン® 一般透明シリーズ

透明タイプを取り扱っています。柔軟性、ウェルダー加工性、耐溶剤性に優れており、幅広い分野でご利用いただいています。

粉ふり/粉なし

特長

  • 季節による硬度の変化が少なく、耐寒性に優れた透明塩ビフィルムです。
    (硬度設定は#330 #380 #430です)
  • 触感がとても良いフィルムです。
  • 低収縮に優れ、寸法が安定しています。
  • 適度な解反性を保持しています。

規格表

項 目 品種(硬度)
粉ふり
#330
粉ふり
#380
粉ふり
#430
粉なし
#380
厚さ(mm) 0.10 0.15 0.20 0.30 0.08 0.10 0.15 0.20 0.30 0.10 0.15 0.20 0.30 0.40 0.50 0.08 0.10
巻数(m) 100 100 50 50 100 100 100 50 50 100 100 50 50 30 30 30 100 100

(cm)
91.5
107
137
183

※表中の“○”印は在庫がございます。
※表中に印のない規格品については、お問い合わせに応じて相談させていただきます。
※上表の規格品にない品種については、特注品としてお問い合わせに応じて相談させていただきます。

標準物性表

検査項目 単 位 品種(標準規格 厚さ0.1mm) 評価方法
#330 #380 #430
100%モジュラス N/cm2 2,150 1,865 1,425 JIS K 6732
1,940 1,595 1,260
引張切断荷重 N/cm2 3,640 3,185 2,785
3,190 2,840 2,580
伸び 275 265 300
280 275 300
直角引裂強さ N/cm 1,115 1,055 915
1,095 1,065 935
脆化温度 -10 -16 -22 JIS K 6723

〈測定方法〉
・100%モジュラス、引張強さ、伸び、直角引裂強さ JIS K 6732に準ずる。
・脆化温度 JIS K 6723に準ずる。
※上記の測定値は弊社開発研究所で測定した代表値であり保証値ではありません。
※加工性の良い粉ふりタイプ(NS品)と粉なしタイプがあります。

取り扱い上のご注意

  1. ご使用時には、包装ラベルに記載されている品名、品番、ロットNo.を確認の上、記録しておいてください。
  2. 用途に適合した素材を選び正しくご使用下さい。
  3. 耐熱性を有しません。
  4. 透明性は経時変経で劣化することがあります。ご使用の状況に応じて早めにお取り替えください。
  5. ご使用環境、条件(紫外線、雰囲気中の化学物質、オゾン等)の差により、変退、退劣、劣化などが促進されることがあります。
  6. 温度、湿度、直射日光などの条件によって若干収縮することがあります。包装された状態でも直射日光を受けるとシワやリンクル等の品質不良が発生します。輸送・保管に際して充分にご注意下さい。
  7. 硬度が異なるPVC製品又は他素材の樹脂と接触すると、可塑剤が移行する場合があります。
  8. 高温多湿を避け、気温変化の少ない場所で保管し、変形するような積み重ね、立て掛けはしないでください。
  9. 廃棄処分される場合は廃棄物処理法、各自治体条例に従い、許可を受けた産廃業者に処理を委託してください。
  10. 食品用器具・容器包装用途へのご使用は控えてください。